尾瀬での服装・持ち物
どんな服装で持ち物はなにが必要なの?
初めての尾瀬ですと迷ってしまう方も多いと思います。
尾瀬に適した服装と持ち物を季節ごとにご紹介していきたいと思います。
初めての尾瀬ですと迷ってしまう方も多いと思います。
尾瀬に適した服装と持ち物を季節ごとにご紹介していきたいと思います。

尾瀬の気温
ものすご~くざっくり言うと、東京の気温から10度引くと尾瀬の気温になります。
尾瀬は想像以上に涼しいので必ず防寒着をお持ち下さい。8月でも平均気温が17.2℃しかありません。
登山口で寒さに驚き、大騒ぎしている方をときどき見かけます。
尾瀬は想像以上に涼しいので必ず防寒着をお持ち下さい。8月でも平均気温が17.2℃しかありません。
登山口で寒さに驚き、大騒ぎしている方をときどき見かけます。

服装・持ち物
尾瀬で必要な服装と持ち物です。
事前にしっかり準備し失敗しないようにしましょう。忘れ物にも要注意。
尾瀬では怪我防止のため足は出さないほうがいいです。虫刺されも防止できます。
▶チェックシート(PDF)
事前にしっかり準備し失敗しないようにしましょう。忘れ物にも要注意。
尾瀬では怪我防止のため足は出さないほうがいいです。虫刺されも防止できます。
- 速乾性下着
登山用の下着が汗をかいても快適。 - 長袖シャツ
重ね着で体温調整できるようにしよう。 - ロングパンツ
足は出さない。タイツにショートパンツも可。 - 靴下
厚目の靴下だと靴擦れしづらい。 - 登山靴
滑りづらく防水性があり快適。 - 帽子
夏は日よけ、春秋は防寒に使用。 - 手袋
防寒と怪我帽子のため。 - 防寒着
フリースやダウンを用意しよう。。
- リュック
30L前後の腰ベルトがしっかりしたもの。 - レインウェア
セパレートタイプ。防寒着にもなる。 - 防寒着
フリースやダウン - 救急セット
常備薬・絆創膏・とげ抜き - 飲みもの
最低1Lは用意するようにしよう。 - 弁当・行動食
こまめに食べバテを防止。 - ストック
疲労軽減。湿原ではしまうこと。 - 地図
昭文社の山と高原地図がオススメ。

時期ごとの服装
5月上旬 雪の尾瀬
尾瀬はまだ深い雪の中。積雪も2~3mあり尾瀬沼も凍っています。
防寒着ももちろん必要ですし登山靴も必須。スノーシューやアイゼンがあると安全です。
燧ケ岳や至仏山はバックカントリーも盛んに行われています。
防寒着ももちろん必要ですし登山靴も必須。スノーシューやアイゼンがあると安全です。
燧ケ岳や至仏山はバックカントリーも盛んに行われています。
- 気温 冬の気温
早朝:-8℃~-2℃ 日中:2℃~15℃
まだ冬の服装が必要。
日中の寒暖の差が激しい。 - 服装 体温調整しやすい服装
ニット帽+ネックウォーマー+雨具
長袖+ダウンorフリース+アウター+手袋
タイツ+ロングパンツ
登山靴+スパッツ

5月中旬 尾瀬山開き
尾瀬の山開きが行われます。一面雪に覆われた尾瀬ヶ原を楽しめるのもこの時期まで。
水芭蕉の開花はもうすぐそこです。晴れると尾瀬の気温はどんどん上昇します。
水芭蕉の開花はもうすぐそこです。晴れると尾瀬の気温はどんどん上昇します。
- 気温 寒暖の差に注意
早朝:-5℃~-0℃ 日中:2℃~20℃
晴れの昼間は汗ばむ陽気。
雪焼けにも要注意。 - 服装 雪による濡れ対策必須
ニット帽+雨具
長袖+アウター+手袋+防寒着
タイツ+ロングパンツ
登山靴+スパッツ

5月下旬 残雪の尾瀬
尾瀬では雪解けがどんどんと進んでいきます。木道はまだ見えない場所が多く道迷いにも注意が必要。
木道脇の踏抜きにもお気をつけください。尾瀬ヶ原では水芭蕉が咲き始めます。
木道脇の踏抜きにもお気をつけください。尾瀬ヶ原では水芭蕉が咲き始めます。
- 気温 雨天時は冬の気温
早朝:-5℃~2℃ 日中:8℃~22℃
ぬかるむ所も多くスパッツがあると便利。
悪天候時はかなり冷え込みます。 - 服装 手袋を忘れずに!
帽子(日焼け対策)+雨具
長袖+アウター+手袋+防寒着
タイツ+ロングパンツ
登山靴+スパッツ

6月上旬 水芭蕉最盛期
尾瀬の代表的な、水芭蕉が見頃を迎えます。晴れると半袖でもいい気温になることも。
足元が濡れないよう、しっかりとした登山靴が必要です。
足元が濡れないよう、しっかりとした登山靴が必要です。
- 気温 日中は快適な気温
早朝:-2℃~2℃ 日中:10℃~22℃
晴れると体感温度は高めですが防寒着は必須。
残雪で滑るので登山靴でお越しください。 - 服装 防寒着を忘れずに
帽子+レインウェア
長袖+薄手のアウター+手袋+防寒着
タイツ+ロングパンツ
登山靴+スパッツ

6月中旬 花リレー開始
尾瀬の冬も終わりを告げ花の種類も増えてきます。樹林帯はまだ雪が残っています。
尾瀬と東京とはかなり温度差があるので、防寒着を忘れずに。
尾瀬と東京とはかなり温度差があるので、防寒着を忘れずに。
- 気温 汗冷え注意
早朝:0℃~5℃ 日中:12℃~25℃
かなり暑い日もあります。汗冷え注意!
長袖でちょうどいい気温の日が多くなります。 - 服装 速乾性の下着が重要
涼しい帽子+レインウェア
速乾性下着+長袖+手袋 防寒着
タイツ+ロングパンツ(ショートパンツ)
登山靴

6月下旬 ワタスゲ
尾瀬のワタスゲとレンゲツツジが大変美しい時期です。気温もあがり、寒さはあまり感じない時期です。
天候が不安定な時期ですので雨具をお忘れなく。
天候が不安定な時期ですので雨具をお忘れなく。
- 気温 日中は汗ばむ陽気
早朝:2℃~10℃ 日中:15℃~25℃
長袖での行動がちょうどいい時期です。
山小屋泊まりの人は寒さ対策も忘れずに。 - 服装 雨具兼防寒着でOK
涼しい帽子
長袖+手袋+防寒着(雨具)
ロングパンツorショートパンツ+タイツ
登山靴

7月上旬 爽やかな尾瀬
半袖でも大丈夫なほど尾瀬でも気温があがります。ただ、虫さされのこと考えると長袖がオススメ。
熱中症にも注意が必要です。こまめな水分補給を心がけましょう。
熱中症にも注意が必要です。こまめな水分補給を心がけましょう。
- 気温 暑い日が増える
早朝:5℃~10℃ 日中:15℃~28℃
半袖に上着を羽織ると服装調整しやすいです。
朝晩はまだ寒い日もあります。 - 服装 体温調整しやすい服装
涼しい帽子+レインウェア
半袖+長袖+手袋 防寒具
ロングパンツorショートパンツ+タイツ
登山靴

7月中旬 満開のキスゲ
尾瀬ではニッコウキスゲがピークを迎えます。暑い日が続き、夏の服装で昼間は快適です。
夜は冷え込むので山小屋泊まりの際は注意が必要。燧ヶ岳や至仏山の雪も溶け登山シーズン到来です。
夜は冷え込むので山小屋泊まりの際は注意が必要。燧ヶ岳や至仏山の雪も溶け登山シーズン到来です。
- 気温 夏の気温
早朝:10℃~15℃ 日中:18℃~28℃
昼間は熱中症に注意が必要です。
木陰のない湿原は特に注意しましょう。 - 服装 涼しい服装
日除け帽子
半袖+羽織るもの+レインウェア
ロングパンツorショートパンツ+タイツ
登山靴

7月下旬 お花畑の至仏山
至仏山の花が咲き乱れ大変綺麗です。梅雨も開け登山に適したシーズンとなります。
午後には夕立や雷になることも多く注意が必要です。濡れても冷えない山用の服装がオススメ。
午後には夕立や雷になることも多く注意が必要です。濡れても冷えない山用の服装がオススメ。
- 気温 夏の気温
早朝:5℃~15℃ 日中:20℃~30℃
雨対策も忘れずに!雷にも要注意!
早めの出発を心がけましょう。 - 服装 日焼けに注意
日除けの帽子
半袖or長袖+レインウェア
ロングパンツorショートパンツ+タイツ
登山靴

8月上旬 尾瀬の短い夏
尾瀬にも短い夏が到来です。青々とした湿原が生命力に溢れます。
天候が急変することもあるので、なるべく早めに行動するようにしましょう。
天候が急変することもあるので、なるべく早めに行動するようにしましょう。
- 気温 熱帯夜はなし
早朝:5℃~18℃ 日中:22℃~30℃
晴れの昼間は30℃近くまで気温があがります。
夜は涼しく熱帯夜はありません。 - 服装 風通しの良い服装
帽子
半袖or長袖+レインウェア
ロングパンツorショートパンツ+タイツ
登山靴

8月中旬 夏本番
尾瀬ではお盆を過ぎるとだんだんと涼しくなってきます。
山小屋泊では涼しい尾瀬を楽しめます。涼しく快適な尾瀬を満喫してください。
山小屋泊では涼しい尾瀬を楽しめます。涼しく快適な尾瀬を満喫してください。
- 気温 真夏の尾瀬
早朝:8℃~20℃ 日中:22℃~30℃
日差しを遮る涼しい服装を選びましょう。
着替えがあると快適です。 - 服装 熱中症注意
日除け帽子
半袖or長袖+レインウェア
ロングパンツorショートパンツ+タイツ
登山靴

8月下旬 短い夏の終わり
尾瀬の短い夏が終わりはじめます。トリカブトやサワギキョウなどの青系の花がとても綺麗。
新月を狙って星空観察をするのも楽しいですよ。夜は冷えます。フリースがあると安心です。
新月を狙って星空観察をするのも楽しいですよ。夜は冷えます。フリースがあると安心です。
- 気温 山小屋はストーブをつける
早朝:5℃~18℃ 日中:20℃~30℃
泊まりの場合は暖かい服装も忘れずに用意しましょう。
夜は一気に冷え込みます。 - 服装 防寒着を一枚用意
帽子+雨具
半袖+長袖+防寒具
ロングパンツ
登山靴

9月上旬 秋の気配
尾瀬には早くも秋の気配が近づき、気温がぐっと下がる日も出てきます。
雨予報の時はしっかりとした準備をしましょう。手袋が必要な時期になってきます。
雨予報の時はしっかりとした準備をしましょう。手袋が必要な時期になってきます。
- 気温 グッと冷え込むことも
早朝:5℃~15℃ 日中:18℃~25℃
長袖に一枚羽織るものを準備しましょう。
秋の空気を感じることができる時期です。 - 服装 防寒着必須
日除け帽子+雨具
半袖+長袖+羽織るもの 防寒具
ロングパンツ+手袋
登山靴

9月中旬 草紅葉スタート
尾瀬では草紅葉が始まります。尾瀬の秋は最高に気持ちがいいですよ。
気温はかなり下がりますので、防寒着をしっかりご準備下さい。
気温はかなり下がりますので、防寒着をしっかりご準備下さい。
- 気温 日中は過ごしやすい陽気
早朝:3℃~12℃ 日中:15℃~22℃
早朝・夜間の冷え込みに注意。
昼間は汗もかかず快適に歩けます。 - 服装 手袋を忘れずに
帽子+レインウェア
長袖+羽織るもの 防寒具
ロングパンツ+手袋
登山靴

9月下旬 草紅葉見頃
草紅葉も見頃を迎え木々の紅葉が始まります。霜が降りることもあります。
リンドウやウメバチソウなど秋の花が見頃。尾瀬の季節は目まぐるしく変わります。
リンドウやウメバチソウなど秋の花が見頃。尾瀬の季節は目まぐるしく変わります。
- 気温 強い冷え込み
早朝:-2℃~8℃ 日中:10℃~20℃
霜がおりることも。早朝の行動は暖かくしましょう。
東京の冬のつもりで訪れましょう。 - 服装 暖かい服装
ニット帽+雨具
長袖+アウター+手袋 防寒具
タイツ+ロングパンツ
登山靴

10月上旬 尾瀬の紅葉
山々の紅葉見頃を迎えます。気温はグッと下がり、ガタガタ震えるくらいになることも。
霜で木道が滑りやすくなることもあるので注意して下さい。秋晴れの紅葉は素晴らしいです。
霜で木道が滑りやすくなることもあるので注意して下さい。秋晴れの紅葉は素晴らしいです。
- 気温 東京の冬の気温。
早朝:-3℃~5℃ 日中:8℃~18℃
東京の冬のつもりで、服装を考えて下さい。
天候は安定し晴れが多くなります。 - 服装 寒さ対策バッチリ
ニット帽+雨具
長袖+アウター+手袋+フリース
タイツ+ロングパンツ
登山靴

10月中旬 カラマツの紅葉
紅葉の最後を楽しませてくれるカラマツ。カラマツの紅葉が終われば尾瀬は長い冬に。
ホッカイロや暖かい飲み物をもって尾瀬を訪れましょう。
ホッカイロや暖かい飲み物をもって尾瀬を訪れましょう。
- 気温 かなりの寒さ
早朝:-5℃~5℃ 日中:8℃~16℃
かなりの寒さ。防寒着を準備しましょう。
ホッカイロを用意しましょう。 - 服装 暖かい防寒着を!
ニット帽+ネックウォーマー+雨具
長袖+ダウンorフリース+アウター+手袋
タイツ+ロングパンツ
登山靴

10月下旬 霜の時期
霜がおり、道路が凍ることも。路面凍結や雪でシャトルバスが運休になることもあります。
木道も霜や雪で滑りやすいので注意が必要です。東京の真冬の服装が必要です。
▶ガイドプラン
木道も霜や雪で滑りやすいので注意が必要です。東京の真冬の服装が必要です。
- 気温 真冬の気温
早朝:-5℃~3℃ 日中:6℃~14℃
とにかく寒い。手袋、帽子は必須です。
悪天候時には入山しないように! - 服装 暖かい格好
ニット帽+ネックウォーマー+雨具
長袖+ダウンorフリース+アウター+手袋
タイツ+ロングパンツ
登山靴
