樹林帯の中でよく見かけるトリアシショウマ。枝の分かれ方も鳥の足っぽいです。
株も花も大ぶりなので尾瀬ではよく目立ち見つけるのは簡単です。
夏場の鳩待峠から山ノ鼻間にわさわさと花を付けています。

また、トリアシショウマは山菜としても知られています。
若芽は天ぷらやオヒタシで食べることができますよ。でも、味はそこまで感動するほどではありません。

ヤマブキショウマと非常に似ておりパッとみて区別するのは難しいです。
見分けるポイントは葉脈です。
葉脈の本数が少なく平行ではなのがトリアシショウマ。葉脈が平行になっているのがヤマブキショウマです。 見分けられても得があるかは分かりません。

• 見た目が名前の由来。
  トリアシショウマの花や枝ぶりが鳥の足に似ていることが名前の由来です。
  チキンレッグショウマです。そんなに似ていないと個人的には思います。
• 山菜
  無理食べなくてもいい味です。おひたしで食べるのが一番無難。
  味に対してリアクションがとれない、上手くも不味くもない微妙な存在です。
• ヤマブキショウマに近似
  生き別れの兄弟くらいにヤマブキショウマとよく似ています。
  似ているくせにヤマブキショウマはバラ科と『科』まで違います。