ズダヤクシュ

喘息薬種 ズダヤクシュ

とても小さく尾瀬ではなかなか気づいてもらえないズダヤクシュ。 尾瀬の森林内によくあり、ズダヤクシュはパッと見気づかないくらい小さな花をつけます。 ズダヤクシュは花の時期より秋の実のほうが目立つかもしれません。

『スダヤクシュ』を漢字で書くと『喘息薬種』となります。 『ズダ』は長野の方言で喘息の意味で、種が喘息の薬になったことが名前の由来です。 漢字の意味がそのままな名前ですね。

薬の作り方はとっても簡単。 夏場にズダヤクシュを採集してよく干します。あとは乾燥したズダヤクシュを水に溶かして飲むだけ。 富山県、福井県、長野県などで民間薬として利用したそうです。 実際に試したことはないので効果は分かりません。私の喘息もズダヤクシュで治るかな?
漢字表記
喘息薬種
分類
ユキノシタ科  ズダヤクシュ属
開花時期
6月上旬~6月下旬
花言葉
健康・活力
大きさ
10cm~30cm
5月6月7月 8月9月10月

知識

喘息の薬
民間薬として利用されており実際の効能はわかっていません。 全草を日干しにして利用するそうです。
花の形がキュート
とても小さな花ですが、よく見ると花が水鳥の形をしています。 とっても可愛らしい見た目をしていますので、近寄ってしっかりと観察してみてください。
群生
ズダヤクシュは尾瀬で群生していることが多いです。 樹林帯の木道脇や木道の間に固まってズダヤクシュが生えていますよ。
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