コバイケイソウ

小梅蕙草 コバイケイソウ

春祭の尾瀬の湿原でよく見かけますが、かなり強い毒をもった植物です。 コバイケイソウは絶対に食べてはいけない植物の一つですね。

毎年、山菜のギョウジャニンニクと間違える誤食事故が発生し亡くなる人がいるんですよ。 写真二枚目が新芽ですが、慣れない人だとギョウジャニンニクと見間違えてしまうことがあるんですね。 もちろんコバイケイソウにはニンニクの香りはありません。間違って食べないように注意が必要です。 *山菜もキノコも絶対の自信があるものしか食べてはいけません。

コバイケイソウの尾瀬での花のシーズンは6月中旬6月下旬です。 コバイケイソウの花は毎年咲くわけではなく、3年から4年周期に大当たりの年があります。 尾瀬の湿原にまったく花がない年もあったりします。 尾瀬で綺麗に咲いたコバイケイソウに出会えるかは、あなたの日頃の行い次第かもしれません。
漢字表記
小梅蕙草
分類
ユリ科  シュロソウ属
開花時期
6月中旬~7月上旬
花言葉
遠くから見守る
大きさ
60cm~120cm
5月6月7月 8月9月10月

知識

猛毒
コバイケイソウは非常に強い毒草。食べるとイチコロです。全草に毒を持ちます。 新芽は一見すると食べごたえがあり美味しそうに見えます。
激辛
ここだけの話しコバイケイソウの葉をちょっとかじったことがあります。 舌が痺れる辛さで食べてはいけない味がしました。絶対に真似しないでくださいね。
独特な香り
コバイケイソウの花の香りを思いっきり嗅いでみてください。 きっと嗅いだことを後悔します。ちょっと嗅ぎたくなりませんか?
目立つ実
コバイケイソウは実も存在感がありとても目立ちます。 もちろんコバイケイソウの実にも毒があるので食べないでください。

同じ時期に見られる花々

ミズバショウ
リュウキンカ
イワカガミ
ショウジョウバカマ
タテヤマリンドウ
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