チングルマ

稚児車 チングルマ

尾瀬でファンが多いチングルマ。湿原に群落を作ることが多くとても見ごたえがあります。 沼尻平やアヤメ平・御池田代などがチングルマが見事です。 特に、沼尻平の脇道の池塘の周りが私は好きなポイントです。

チングルマは春先の花も綺麗ですが、夏の果穂(綿毛)秋の紅葉も見事です。 尾瀬で一年中私達を楽しませてくれます。 夏場の綿毛が風に揺られる様は大変美しく大好きな景色の一つです。

チングルマはヒメシャクナゲと同じで分類は樹木になります。 落葉小低木と呼ばれ、チングルマは幹(茎)が1mmになるまで10年近くかかるそうです。 チングルマはどのくらい生きるのか興味がありますが、調べてもなかなか出てきません。
漢字表記
稚児車
分類
バラ科  チングルマ属
開花時期
6月上旬~7月上旬
花言葉
可憐
大きさ
10cm~25cm
5月6月7月 8月9月10月

知識

稚児車?
稚児車(風車のようなおもちゃ)に似たところから『チングルマ』の名がついたとか。 ただ、稚児車がどんなものかイマイチ分かりません。個人的には違う由来があると思っています。
年輪有り
チングルマはとても細いですが年輪があります。 ただし、肉眼では分からず顕微鏡で見ることが必要です。
雄しべと雌しべ
チングルマは非常にたくさんの雌しべと雄しべを持ちます。 雄しべは100本近いそうです。根気よく数えてみてください!

同じ時期に見られる花々

コバイケイソウ
キジムシロ
ワタスゲ
イワカガミ
ヒメシャクナゲ
タテヤマリンドウ

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