七竈 ナナカマド
花よりも秋の紅葉と実が主役のナナカマド。
見落とされがちですが、ナナカマドの白い花が尾瀬でつくのは
6月下旬くらいです。
ナナカマドは尾瀬の樹林帯に多く、特に沼山峠はナナカマドだらけです。
『七回釜戸(かまど)にいれても燃えない』と言いますが、薪ストーブにいれたらよく燃えました。
ナナカマド密度が高く、炭にすると普通の薪よりも高温となります。
焼き物で利用する『炭』としたの利用価値がものすごく高かったようですね。
赤い実はとても渋が強く鳥も食べません。
とにかく渋く食べるとしばらくは口が麻痺し食欲が失せるくらいです。