ナナカマド

七竈 ナナカマド

花よりも秋の紅葉と実が主役のナナカマド。 見落とされがちですが、ナナカマドの白い花が尾瀬でつくのは6月下旬くらいです。 ナナカマドは尾瀬の樹林帯に多く、特に沼山峠はナナカマドだらけです。

『七回釜戸(かまど)にいれても燃えない』と言いますが、薪ストーブにいれたらよく燃えました。 ナナカマド密度が高く、炭にすると普通の薪よりも高温となります。 焼き物で利用する『炭』としたの利用価値がものすごく高かったようですね。

赤い実はとても渋が強く鳥も食べません。 とにかく渋く食べるとしばらくは口が麻痺し食欲が失せるくらいです。
漢字表記
七竈
分類
バラ科  ナナカマド属
開花時期
6月下旬~7月上旬
花言葉
慎重  懸命
大きさ
200cm~300cm
5月6月7月 8月9月10月

知識

実が渋い
騙されたと思ってかじってみてください。きっと後悔します。 ちなみに冬場にシワシワの実になると渋が抜け鳥などが食べます。
稀に黄色の実
ナナカマドは極稀に黄色に紅葉し黄色の実をつけるものあります。 白い実がつくものもあるようですが、まだ見たことはありません。
七回竈に入れても燃えない
七回釜戸にいれても燃えないことが名前の由来になったという説があります。 ちゃんと燃えましたのでこの説は違うかもしれません。
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