ツクバネソウ

衝羽根草 ツクバネソウ

4枚の葉が特徴的なツクバネソウ。ちなみに3枚は有名なエンレイソウですね。 尾瀬の森林内にたくさんあり、4枚の葉には気が付きますが花は見落とす人も多いです。 写真一枚目のようにツクバネソウの花はかなり地味なんですよね。

ツクバネソウが目立つのは写真二枚目の実の時期です。 『衝羽根草』と漢字で書くと分かる通り、『羽つきの羽根』にそっくりな実ができます。 特徴的でとっても面白い実ですよね。

葉がたくさん(6~8枚)つくクルマバツクバネソウも尾瀬にはあります。 花の感じはツクバネソウもクルマバツクバネソウもよく似ています。 尾瀬の森林内の地味なお花にも注意して探してみると面白いですよ。
漢字表記
衝羽根草
分類
ユリ科  ツクバネソウ属
開花時期
6月上旬~6月下旬
花言葉
大きさ
20cm~30cm
5月6月7月 8月9月10月

知識

面白い実
ツクバネソウは実が羽根つきの羽根に似ていて特徴的。食べられるかどうかは分かりません。
親戚関係
ちょっと雰囲気は違いますがツクバネソウとキヌガサソウはかなり近い仲間です。 ツクバネソウとエンレイソウも親戚ですよ。
土針
万葉集で『土針(つちはり)』として名前がでてきます。 エンレイソウのことも土針と呼ぶこともあるそうです。

同じ時期に見られる花々

エンレイソウ
ウスバサイシン
イチヨウラン
クルマバツクバネソウ
ハウチワカエデ
ヤマドリゼンマイ

PAGE TOP