延齢草 エンレイソウ
大きな葉を3枚持ち、形が特徴的なエンレイソウ。
尾瀬を歩いていると特徴的な形が目につきます。
日当たりが良すぎるところは苦手なようで、少し日の当たる樹林帯でよく見かけます。
エンレイソウが見られる時期は
5月下旬~
6月中旬です。
ミズバショウや
リュウキンカ、
タテヤマリンドウなどと同じ時期になります。
エンレイソウの花はちょっと地味な茶色(紫)です。
地味な色のせいで花であることに気づかない人がたくさんいます。
よく見ると綺麗な色で、花言葉の『奥ゆかしい美しさ』がピッタリと合っています。
『延齢草』の名前から想像できるように、とても寿命が長い植物です。
エンレイソウは花をつけるのになんと10年。
栽培したものでは30年近く枯れなかったこともあるそうです。
尾瀬で見かけるエンレイソウは何年物なのか気になりますね。