木にぶらさがる緑のモシャモシャ。サルオガセという地衣類です。
木に寄生しているわけではなく、空気上の水分を吸収し生きています。
サルオガセがたくさんついても木が枯れることはありません。
地衣類は大気汚染や環境の変化に弱い種類が多く環境指標の一つにもなっています。
サルオガセがあるところは環境がいい証拠ですね。
環境のいい尾瀬にはたくさん生えています。
サルオガセには利尿作用などの薬効があるとされています。
行者が胃腸薬に使ったとの話も聞いたことがあります。
ただ実際のところはよく分かりません。