ピッケルを使い支点のない場所(ロープを結ぶものがない場所)でのロープ講習です。
ピッケルとスコップを使ったものと、ピッケルだけを利用する2パターンをおさらいしました。
尾瀬エリアだと会津駒や燧ヶ岳、至仏山などの上部は支点になる樹木や岩が雪に埋まりありません。
危急時にロープを掛ける場所がまったくないんですね。
そんな時は雪を固めて『T字型』にピッケルを埋めます。(写真1枚目・2枚目)
パッと見不安を覚えますが、しっかりと設置すれば強度があり人の体重を支えることができます。
*練習なしで形だけ真似をすると大変危険です。
写真三枚目は応用系で、ロープを使い降りたあとに、下からロープを回収することができます。魔法のようでとても便利です。
使わないのが一番ですがいざいう時に必要な技術です。登山技術の講習も行っております。
ロープ講習とうに興味のある方はご連絡ください。