降ったり止んだりの七夕の尾瀬。人が少ない静かな週末となりました。
雨に降られるのは嫌かもしれませんが、湿原の植物には雨がよく似合います。
写真一枚目はチングルマの果穂(綿毛)です。近づいてじっくり観察してみると、綿毛についた水滴がとてもキュート。
視線を低くして植物と同じ高さから眺めると面白いですよ。
二枚目は食虫植物のモウセンゴケ。ひっついた虫を食べ足りない栄養分として補います。
『コケ』の名前ですが種子植物と紛らわしい名前をしています。
三枚目は控えめな姿のサワランです。
一見するとツボミのようにも見えますが、つぼんだままの状態で開花しています。
別名は濃い色を朝日に見立て『アサヒラン』とも呼ばれます。