尾瀬の春(6月)の樹林帯でもっとも簡単に見つかる花のオオカメノキ。
アジサイのような大きな装飾花(白い花びらのように見える部分)がとても目立ちます。あちらこちらで綺麗に花を咲かせます。
夏から秋には真っ赤な実をつけます。オオカメノキの実はまったく美味しくありませんが、色付けとしてはとても有能です。
果実酒を赤くしたり大根の漬物を染めたりと地域によっていろいろな使われ方をしてきました。
冬は写真3枚目のような面白い形の冬芽をつけます。一年中楽しいオオカメノキです。
枝はよくしなるので輪かんじきの材料にお使われたそうです。