ニッコウキスゲの時期も終わりを迎え、尾瀬では盛夏の花々が開花し始めています。
雪解けした春は小さく可憐な花が多いですが、夏場の花は大きく派手めなものが多くなります。パッと目に付きやすく見栄えがするものばかりです。
1枚目のヒツジグサは沼尻の池塘に咲いていたものです。
夜は花を閉じ、気温が上がってくるとまた咲くのが特徴。早朝に訪れると見ることができない朝寝坊のお花です。
2.3.4枚目はすべて大江湿原のものです。オレンジ色の鮮やかな花はコオニユリ。
複数花を付ける株も多く存在感は抜群。花粉が服につくと色が落ちなくなるので白いシャツの方は要注意です。
青紫のコバギボウシもだんだん数を増やしていきます。湿原ではよく見られ8月の主要な花の一つにです。
4枚目はオタカラコウ。よく似たマルバダケブキと共に明るい黄色が目立ちます。