尾瀬でも限られた場所でしか見ることができないエゾムラサキ。
植物学者の武田久吉氏が1905年に本州(北海道以外)で初発見したと言われています。
エゾムラサキは園芸品種でよくあるワスレナグサとよく似ていますが、ワスレナグサは帰化植物で、エゾムラサキは日本のものです。
ワスレナグサは明治時代に園芸業者が輸入したのが最初と言われています。
茎の生え方と萼の毛の形で区別することができますが、間違い探しのようで区別は難しいです。
自生するエゾムラサキは本州にはほとんどないと覚えておくといいかもしれません。